ばもすかとうの蹴球茶飲み話

北海道コンサドーレ札幌のことを中心に、よもやまのことを緩くしたためていきます。

【J1リーグ2019シーズン第14節】北海道コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島〜昼過ぎのアンニュイなひとときとダンディズム〜

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 世の中は運動会ということで、組体操におけるピラミッドの危険性や、順位を着けない徒競走など、テーマ性に富んだ話題には事欠かない。
 運動会に向かう民衆も本当はみんな札幌ドームに行きたくて行きたくて震えていた。前日には応援団を私物化した大規模な雨乞いも決行されたという。しかしこれはテラスでの暴飲暴食を渇望し、万を越えるてるてる坊主を率いた赤黒の祈祷師たちによって相殺された。天気は曇り。少しばかり風が出ていた。
 実は今節はそんなにじっくり試合を見ることが出来ていない。ゴール裏からの眺めをそのままに、マッチレポートを書いていく次第。そのため冗長な導入文を書いてみたりした。それでは舞台を福住は札幌ドームに移す。
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揃わないベストメンバーは進化のはじまり

 スタメンはこちら。コンサドーレはなかなかベストメンバーが揃わない。今節はチャナティップと宮澤がコンディション不良のため欠場。チャンスかと思われた岩崎もU-23トゥーロン国際出場のためベンチ入りせず。
 意図せずの結果ではあるが、就任前はメンバーを固定した起用法を懸念されていたミシャもここ数週間は多くの選手をトップの試合で試すことに。ルヴァンカップでアピールが十分とは言えなかった選手も改めてチャンスを得ている。サポーター目線でも、メンバーそれぞれの成長や戦術へのアジャスト感が増していることを少なからず感じることの出来る機会となっている。
 両シャドーにはルーカスと早坂、ボランチには荒野がキャプテンマークを左腕に巻き出陣。
 キャプテンアラーノの冒険がはじまる。


このサンフレッチェは知っている

 サッカーにおける"リスク"とは何か。そもそも攻守のトランジションが激しいスポーツであり、安全地帯は少ない。そこかしこにリスクは転がる。
 "リスク管理"と言われると、攻→守のネガトラにおける対応、いわゆるカウンター攻撃に対してどう振る舞うかということが頭に浮かぶ。サンフレッチェも、"攻撃が好きな"コンサドーレの選手たちの隙を窺う。
 コンサドーレというチームはいつの間にやら引いて守るに値する相手となっていた。サンフレッチェの守備における取りどころは複数設定されていたと思う(時間帯や個々の優劣により変わるが)。シチュエーションとしては、シャドーへの縦パスに対しての収縮。センタリングへのリフレクション。荒野。その他。スイッチは常に入るわけではない。昨シーズン、ゲームをコントロールした青山は不在だったが、それでもやはりインテリジェンスを感じるチームではあった。
 第一に目指したのはコンサドーレディフェンスの脇。ここに関しては、トリニータにこっぴどくやられたこともまだ記憶に新しい。しかし、そこはミンテ。着実に評価を高めるセンターバックが立ちはだかる。

リスクの押し付け合い

 この日もミンテがスペシャルだったのは疑いようがない。同時に、コンサドーレはチームとして、サンフレッチェとの間でリスクの押し付け合いを展開する。
 サンフレッチェはボールを保持させることで失点のリスクを背負う中、自陣深くでブロック形成することで、バイタルエリアでのコンサドーレ攻撃陣が攻め込むことへのストレスを与える。そして、奪取とともにスイッチが切り換わる"怖さ"を示しながらの試合展開を目指す。
 コンサドーレはというと、ボールを握ることで奪われるまでは失点のリスクはほぼゼロ。しかし、先述した通り、サンフレッチェは攻め込ませた後のカウンターを狙っている。嫌なボールの失い方をせず、奪取された後に速い攻撃をさせない準備を行う。深井、ミンテ、ソンユンあたりはボール保持しながらも左右前後にかなりの頻度で首を振りながら敵味方の位置関係を把握していた。

縦横揺さぶりのアクセント

 試合展開的にこのボールの動きは至極真っ当なところかもしれないが、コンサドーレは横方向、サンフレッチェは縦方向へのボール運びを軸に組み立てる。
 コンサドーレが今シーズン、4-4-2型のブロックを組む相手に多用するのは福森の横移動。中央からボール配球を可能にすることもそうだが、横ドリブルによって相手のゾーンの継ぎ目を複雑化させ有効に縦パスを組み込むことを意図。明確なチャンスに結びつく回数は少ないが、今後も横方向の動きには注目。
 サンフレッチェは、縦に速い展開を好む中、縦への楔とレーンを移動させる斜め後方への落としを組み合わせる。これにより、スピードは落とさず、前を向いた選手がスペースを確保しながら前進していく。ピッチの幅は使い切らず、同サイドで人数をうまく配分することでスピードを持って攻撃しながらネガトラにおいても即時奪回・ディレイへの移行がスムーズに。

安定を崩すべく投じられた一石

 得点に繋がったのは優先度の高いデザインされたプレーではなく、サイドから半ばシンプルなハイボールを起点としたこぼれ球から。整った展開の中で、こうしたプレーから点が重ねられるようになってくると、いよいよ得点バリエーションは広がってくる。
 ジェイのように高さにアドバンテージがある選手以外でも、早坂のようなプレーを止めず連続性を持たせられる選手はこうしたシーンでも効果的に動くことができる。

最後に


 試合全体を通して、コンサドーレとサンフレッチェは両チームともにゲームプランから大きく背くことなく試合を進めたように思う。強いて言うなら、サンフレッチェはゲームメイクに巧みな青山が不在の分、ピッチ内で攻守に戦術的な修正を加える選手は不足していた。
 決着は、AWAYでお互いにフルメンバー揃ったときに。

【J1リーグ2019シーズン第13節】北海道コンサドーレ札幌vsガンバ大阪 マッチレポート ~俺の知ってるガンバと違う~

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 出張のため宮城へ行っていたため久々のディレイ視聴となった。仕事帰り、世の中からの情報を遮断。ローカル線に揺られながらDAZNを視聴する。亦、楽しからずや。
 ガンバ大阪というチームには、札幌ドームでなかなか勝てていない。これは少しばかり嫌な記録だ。
 ガンバはというと、前節では大阪ダービーでピンクの大阪に勝利を収めた。自信を取り戻した青黒のチームと宮本恒靖監督を札幌ドームに迎え入れることになる。

ゆるりと入った赤黒。どこか硬派な青黒。


 両チームスタメンは以下の通り。コンサドーレはルーカス・中野の位置関係が少し新鮮。ガンバは前節と同じスターティングイレブン。



 前半の入り。コンサドーレはどこか緩く試合に入ったように見えた。奪取後のボールをすぐに失う、するするとペナルティエリア付近までの侵入を許す。
 対してガンバは、トランジションにおいては周囲数名がタイトな対応をしながら、全体では帰陣をスピーディに行う。低めにブロックを築き、コンサドーレには最深部への侵入を許さない。
 コンサドーレが緩く見えたのは、ガンバの守備意識の高さもあったかと思うし、同時に技術面での稚拙さを露わにされた局面もあった。その中で、ガンバがボールを前に進めることが出来たのは、コンサドーレもまた、シーズン当初の何が何でも前線で奪取することよりも、リスク管理をしながら帰陣する人数比率が高まったことによる必然だったのだろう。
 コンサドーレは守備時の配置をAWAY浦和戦と似たような形で対応する。チャナティップがアンカーの位置にいる矢島をマーク。シャドー位置に入った武蔵&ルーカスが、前線に残り、ガンバの3バックのうち中央三浦以外の2枚に対応する。後方はミンテを余らせる以外はきっちりとハマる。守備の開始位置は若干浦和戦よりも低め(意図通りかどうかは不明)。浦和戦と異なったのは、アンロペとルーカスの持つ個性、特長の違い。
 おそらく、前節からメンバーと配置をほぼ変えていないガンバの宮本恒靖監督は、コンサドーレが浦和戦で持った狙いをある程度再現してくると読んできたはず。そうなると、コンサドーレのボール奪取の狙いどころはアウトサイド。今回の試合だと菅と中野のところになる。ボールを迂回させる過程で、ある程度ハマった対応関係から守備は思い切りよく奪取にパワーをかけることが出来る。

縦パスのクオリティ~福森vs矢島~

 ”vs”と書いたが、この二人が直接やり合うわけではない。
 先述した通り、コンサドーレのボール奪取の狙いどころは外。となると、ガンバとしてはその狙いには乗りたくない。ファンウィジョとアデミウソンはここのところゴールがないとは言うものの、そのクオリティは高く、中央にはその二人に関与しながら自らゴールに迫れる倉田。序盤、ガンバの攻撃のタクトを振ったのは矢島だが、矢島はその3人+攻守でプレー範囲の広い高江を目がけ守備側のギャップを突く縦パスを効果的に交えていく。
 逆にコンサドーレは奪取後の速攻の判断をキャンセルした後は、帰陣したガンバ選手は強くユニットを組んだプレスを展開することも少なく、ハーフコートゲームを展開することができた。とはいえ、ガンバ側からすると想定内。意図的にアウトサイド(菅&中野)へボールを誘導した。
 中央を塞がれ横パスが増える展開。相手をスライドさせながら、それでもサイドにプレスがかかるパワーを軽減させたのは、福森から入る前線への縦パスだった。引っ掛かったら狙い通りのカウンターを受けることになる場面も多々あったが、その精度でのチャレンジならばリスクよりも得られるメリットの方が大きいように思えた。
 ガンバは矢島がゲームメイクを縦パスならば、福森はコンサドーレの攻撃にアクセントをつける働きをもたらしたと言える。福森にはいつも世話になっております。

23番を背負うイケメンの宿命~中野、爽やか若頭福西説の提唱~


この段落には大した意味がないので、ナンセンスが苦手な方は次項へどうぞ。
 
赤黒の背番号23。爽やか系イケメン(諸説あり)。ベガルタ仙台から今季よりコンサドーレに加入した男、中野嘉大のことである。前半5分ごろのことだっただろうか。彼のプレーを見ていて、1人の男が思い浮かんだ。
 背番号23。爽やか系イケメン。FIFA19では試合中解説で結構辛辣なことを気軽に言ってくる。元日本代表MF。福西崇史のことである。
 この福西崇史という男、巷ではよく知られた畜生プレイヤーである。良いように言うと、相手の嫌なことを理解し突いていく。その過程で少しばかり手荒な真似をすることもある。しかし何故か警告が少ない。ラフプレーの後の笑顔。コメントを見る限り、猪突猛進系プレイヤーではなく、知能派の雰囲気が強い。謎多きプレイヤーである。(個人的には歴代日本代表ベストイレブンに必ず入れたい選手)
twitter.com
 そんな福西の幻影を中野に見たのは、彼が対面するガンバ福田とのファーストコンタクトの際。遅れ気味だが後ろからチャージ。もちろん判定はファウルだが、怪我するようなやり方ではない。思い返して確認すると、中野はルヴァンでも序盤のコンタクトはがっつり行ってファウル。
 かつて、インタビューにて福西は「ファーストプレーはガツンと行く」的なことを非常にやんわりとした表現で発言していた。要は、試合序盤で対面する相手に対しての駆け引きであり、どのくらいの強度でファウルになるのかも確認をしているとのこと。
 コンサドーレの中では、深井もよくやることではあるのだが、背番号繋がりでどうしても中野→福西の連想が入ってしまった。 ちなみに、この試合の中で中野のプレーは非常に効果的だった。サイドを狙いどころとしたガンバに対し、中野はほとんどの場面でボールを失わない。右利きの右WBということで、縦方向へのボールコントロールがしやすい中、上手く縦方向への牽制をしながら内側への運ぶドリブルもできる。これにより、ガンバ守備陣はスライドが間に合わない距離感になるまで右サイドへ寄せ付けられることになる。形もやり方も見え方も違うが、アンロペが担っていた”相手が飛び込めない前向きのボール保持”を実現していたように思える。

↑福西っぽいなあ、というリプライ。
 

狙われたのはキャプテン宮澤

 前半途中、宮澤が接触プレーにより膝~大腿のあたりを負傷。荒野が前半からウォーミングアップのペースを上げる。
 プレー状態を見た上で、チームは宮澤を代えないことを選択するが、そこからのキャプテンは明らかに精彩を欠いた。そして、J1はそうした不安要素を放置してくれるほど甘くはなかった。撤退守備を敷く過程であまりプレスをかける対象とされていなかった宮澤に対し、2トップのうち1枚が下りることで中盤で負荷を与える。結果としては、宮澤からボールを失うこと数回。前半での負傷に関してはベンチのジャッジが非常に難しい。ボールロストはあったにせよ、それでも宮澤の代役はいない。バランスが変化してしまうことへの対策を選手にインプットする前の交代は避けたい意図が強かったように思える。
 後半途中から入った荒野。一時渡されたキャプテンマークは福森に託し、ルヴァンカップに続くキャプテンアラーノを見ることはできず。本来はスペースあるオープンな局面を駆け回り落ち着かせない側の選手のはずだが、試合を安定させる役割に徹する。その中で、低い位置からボールを持ち出すらしさも出しながら、やっぱり荒野はボランチだなと思わせるプレーぶりだったと思う。そろそろスーパー荒野ゲージは溜まってきたのだろうか。


王の帰還 恒靖の見立て

 明らかにジェイのコンディションは万全ではなく、それはベンチが設定したプレー時間からも窺えた。同時に、ジェイが入ることによってコンサドーレの他選手が肩代わりする負荷、生じる歪みは開幕戦にて確認されている。
 ジェイの交代準備を確認したタイミングで食野、今野の2選手の投入を決めたことを見るに、ガンバ側からもこの時点でジェイはそこまでの脅威とは捉えていないように思える。
 ジェイがベストコンディションであったなら、高さ&強さを期待できるキムヨングォンを投入した上で食野投入としたのではなかろうか。

最後に

 決定機は作ることが出来たものの、無得点の試合が続く。守備についても、ミンテの守備対応により被枠内シュート自体は少なかったが、紙一重ではある。
 ガンバの守備は確かに堅固で粘り強いものだったし、徹底したカウンター狙いの姿勢は勝利への意志を感じるものだった。自分の知ってるガンバ像とはだいぶ違ったものの、このスタイルが完成形ではないのだろう。
 負傷者が出ている中での試合とはいえ、まだまだ、コンサドーレのサッカーは成長過程なのだと思う。挑戦者の姿勢で地道に上り詰めていくしかない。チャナティップだってまだまだ相手にとって怖い選手になりうる。チームとしても、もっと強かさが付いてくるように思う。
 次節に向けて。HOMEサンフレッチェ戦というと昨シーズンは最終節、”あの”試合である。そして、奇縁としか言えない関係がまたひとつ生じることとなった。


 今後は怪我人が復帰もするだろうし、逆に離脱者も出てくるかもしれない。どんなメンバーが出てもやれるんだというところ、スタメンをそのまま奪っていくようなパフォーマンスをサブメンバーには期待したい。個人的には、ジェイとの組み合わせとしては檀崎あたりゴール前ワンタッチで点が取れる選手が活躍するのではないかと。

 6月1日に迫ったサンフレッチェ戦はというと、Hard Rock Japan協賛によりハーフタイムにMIYAVIがパフォーマンスを行う。 朝のスッキリ!でゲスト出演すること数回、そして夜中のスーパーサッカーではハイライトBGMとして楽曲を使用。MIYAVIはコンサドーレサポーターとして知られる加藤浩次の近くに何故かよく現れる。世界規模で活躍しているアーティストなので、ぜひ予習をして「あ、この曲MIYAVIだったのね」状態でスタジアムに行くことをおすすめする。スーパーサッカー見ていたら、おそらく覚えのある曲のはず。
youtu.be
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 個人的には、この曲が一番好き。歌詞も、何となくコンサドーレっぽい。 KREVAと若かりし野々村社長の顔と声質が何となく似ていると思っていた。ドームで野々村社長がKREVA役やってくれるのを楽しみにしている。
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【日本代表メンバー発表!】カテゴリごと選出メンバーを整理してみた

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 既に開幕しているU-20ワールドカップに続き、6月開催のトゥーロン国際(U-22)、キリンチャレンジ(A代表)、コパ・アメリカ2019(A代表)に出場する代表チームのメンバーが出揃った。

ふたつのA代表チーム

 同時期に複数カテゴリの国際マッチが組まれることは従来もあったが、今回複雑さを覚える要因のひとつは、A代表のメンバー発表が2回に分けて行われたことと、結果として2つのA代表チームが生まれたことによると思う。
 事実、現状は同じA代表という同カテゴリの2チームだが、キリンチャレンジカップに参加するチームとコパ・アメリカに参加するチームは、別物と考えた方が良い。

クラブと代表の持ちつ持たれつ

 ざっくり言うと、キリンチャレンジカップは選手選考において縛りがない。招集にあたり、協会側に選手の拘束力があり、クラブからの招集拒否は認められない。Jリーグも中断となるので、国内クラブに負担を強いることもない。
 対して、コパ・アメリカは話が変わってくる。FIFA規定によると、大陸選手権に選手を招集する際の拘束力は1年で1大会分のみ認められる。年初に開催されたアジアカップに招集された選手をコパ・アメリカに招集するためには、クラブ側の協力を仰ぎ了解を得なければならない。加えて、国内リーグやACLは中断となることもなく、招集された選手はクラブの試合には出場できないため、クラブ側に負担が生じる。

 コパ・アメリカには大迫をはじめ、招集の難しい選手が複数名いると報じられてきた。Jリーグとしても、代表招集により極端な不平等が生まれるのはうまくない。
 それならばということで、キリンチャレンジカップの選考は通常運行とし、コパ・アメリカは招集可能な海外組と、翌年に控えた東京五輪を戦う世代の選手を中心にチームを組もうということになった。会見でも、森保監督から東京五輪の金メダルを目標とする旨の発言が出た。我らが菅ちゃんもこのビッグウェーブに乗った形だ。目指せ、定着。

 コパ・アメリカに日本とカタールが招待された経緯だったりは、ストーリーとして面白いので詳しくは調べてみることをおすすめ。(お金の話は置いておいて)南米サッカー連盟の加盟国が10ヶ国しかないため、4チーム×3組のリーグが組めない。2チームを外部招待することでリーグを組むような仕組みが1993年大会から運用されている。

J1クラブからの招集選手たち

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 全大会にまんべんなく選手を輩出しているのはFC東京。室屋・久保がA代表でもスマートな右サイドを構築するのを期待。
 個人的に期待が大きく残念だったのは、U-20ワールドカップに選出されていたが負傷辞退となった滝裕太。
 川崎からはトゥーロン国際に田中碧。キリンチャレンジカップに守田。守田はともかく今回は怪我せず、代表でそのポテンシャルを発揮して欲しい。攻守軸になれると信じている。
 札幌からはキリンチャレンジカップに鈴木武蔵。コパ・アメリカに菅ちゃん。 
 武蔵は岡崎パイセンからピッチ内外で多くのことを盗んでほしい。菅ちゃんは、同ポジションで序列が上と見られる湘南・杉岡から定位置を奪えるかどうか。顔の系統や外観が似てきたので、ふたりで切磋琢磨しておくれ。

J2クラブ&大学所属からの招集選手たち

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 大抜擢は、コパ・アメリカに招集された法政大・上田。U-22の試合でもプレゼンスを発揮し、明確な結果も残している。2021年の鹿島加入が内定している。ズル…羨ましい。
 因みに、大学生のA代表選出は9年ぶりとのことで、これは2010年の山村(現川崎F)と永井(現FC東京)以来。
 年々、大学サッカーの持つ意義や重要度は高まっている。上田の飛び級A代表に触発される選手も多いのでは。

海外組の招集選手たち

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 多くの人が注目しているのは、キリンチャレンジカップ&コパ・アメリカへの川島と岡崎の招集かと思う。
 森保監督が話すとおり、ピッチ内外で若者が浮足立ってしまわないように、かつて2002年ワールドカップでゴン中山と秋田が担った役割をコパ・アメリカで期待しているのだろう。
 ただ、岡崎と中山が何となく似ているような気がしても、岡崎はまだまだ最前線でやれる選手。準備期間も少ない急造チームの中で、攻守タスクを理解し臨機応変にふるまえる岡崎はピッチ内でも中心となるべき存在といえる。頑張れ岡崎。

仁義なき戦いの予感

 加えて、キリンチャレンジカップに招集された堂安と久保両選手の凌ぎ合いは楽しみでならない。ポジションもおそらく同じ右サイド。身長もほぼ同じで、利き足も同じ左。
 堂安はフローニンゲンからのステップアップを狙っている。ソースは情熱大陸。オランダリーグ上位アヤックスなどは狙いの的の1つだろう(現地紙は獲得を否定中)。
 そんな中、一部報道で久保の今夏バルセロナ復帰→アヤックスへのレンタルという、バルセロナサーモン王道ルートが浮上した。
 堂安の心中如何ほどのものか察するに余りあるが、きっと良い刺激に変えてくれるはず。ただただ、ばちばちした2人の競争が見たい。

J1クラブの負担は

 負担という表現が適切なのかはぎりぎりまで迷った。キリンチャレンジカップ以外は選出=欠場は避けられないので、目先だけ見た表現を残すことにする。
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上のような図を用意した。第12節時点での出場時間をまとめ、右端には出場時間合計を記入し、クラブ毎に負担規模を目安化。該当選手がリーグ戦の中でどのくらいの出場内訳を占めているのか、(代表選手の合計出場時間)/(全選手総出場時間合計※)にて算出し%表記。
※90分×12試合×11人=11880分
 正直、コパ・アメリカに選手を送り出しているクラブはどこも大変だと思う。
 広島はACLもある(相手は鹿島だが)が、不動の守護神大迫と主力として奔走する松本が不在となる。
 湘南はU-20ワールドカップを勝ち進んでいくと、スタメン3選手が不在となる。
 出場時間に囚われ過ぎてもいけない。FC東京は久保、横浜FMは三好と各1選手ずつの選出となったが、それぞれクラブの中で試合の出来を左右するレベルの選手である。

それでも送り出したことの意義を

 正直、クラブはしんどい決断だったことと思う。それでも選手を送り出すのだから、敬意を評したい。そして根回しや説得に動いた協会も大変だったと思う。諸々は終わったあとに必ず振り返ってほしい。
 代表戦を通して、知名度だけでなく、選手のモチベーションアップ含めた成長、更には市場価値の向上など、クラブに還元できるものが多くなることを祈る。怪我、ダメ絶対。

最後に

 今回の代表チームの選考については、議論がとても難しい。それぞれの大会にどのような狙いと先々のイメージを持てばいいのかわからない所が多いため、議論のゴールも定まらない。
 「浦和は中断のあるキリンチャレンジカップにしか選手を出していない!」「川崎FはACLも敗退したのに非協力的!」的な意見をtwitter界隈でよく見るけれど、これらはさすがに本心ではないだろう。
 いずれにしても、代表チームは日本人選手の目標のひとつでなければならないと思っている。そこがブレてしまわないためにも、今回構成されたどのカテゴリのチームも、意義ある活動にしなければならない。そして、選ばれた選手とともに喜び、注目してあげることもまた選手のモチベーションになるはず。まずは一通り武蔵と菅ちゃんの選出を喜び、出場機会を得ることを祈ることとする。

【YBCルヴァンカップ2019 グループリーグ第6節】湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌 マッチレポート〜謎解きは早坂の後で〜

 ルヴァンカップは、リーグ、天皇杯に並ぶ国内三大タイトルの1つである。ところが、昇降格があり年間開催のリーグや、全カテゴリのトップを決める天皇杯に比べると、なかなかどうして最優先と言える大会ではない。リーグを中心に据えたメンバー構成で、若手の育成やサブ組のアピールの場として活用される部分も小さくはない。

 ACL参戦の4クラブはグループリーグとプレーオフを免除され、8チームで争うノックアウトステージからの参加となる。昨シーズンあと一歩のところで出場権獲得を成し遂げられなかったコンサドーレとしては、アジアを戦う4クラブ不在のタイミングで敗退するというのは何ともよろしくない。

 そんなことを思ったのかどうかは不明だが(連敗が続いたチームのスイッチを切り替える契機としてルヴァンカップを活用したという意味合いの方が大きかろうが)、コンサドーレはグループリーグにおいて、いくつかのタイミングで必勝の布陣を敷いて臨んだ。その結果、中には大敗する試合もあったが、グループリーグ最終節を残し、プレーオフ進出圏内2位につけていた。

 

ルヴァンだって最終節は本気度が上がる

 先述したとおり、ルヴァンカップへの臨み方は少なからずリーグに比べるとプライオリティの低いものとなる。しかし、プレーオフ進出可能性を残した状態での最終節となると話は変わってくる。リーグ優先ではあるにせよ、結果を求める度合いは高くなる。つまり、モチベーションの面やメンバー構成の面で本気度が上がる。

 しかも、相手は前年ルヴァンカップの覇者である湘南ベルマーレ。コンサドーレはAWAYに乗り込む。HOMEのサポーターの前で、ベルマーレが勝ちに行かない道理はない。

 

みんな恐れた浦和戦からの勢い

 直近のリーグ戦、ベルマーレは浦和レッズに対して劇的な逆転勝利を飾った。誤審を巡るストーリーも合わせ、圧倒的逆境を乗り越えたことによる自信と勢い。この逆転劇はメディア露出も多く、コンサドーレサポーターにとっては、いわゆる"嫌な予感"を得るに難くない状況だ。

 対するコンサドーレはというと、週末には首位FC東京に敗れ、直近の公式戦3試合で得点が取れていない。

 "勢い"や"流れ"が実際に作用するのならば、分が悪いように思えた。

 

スタメン発表は謎解きとともに

 ルヴァンカップでは顕著だが、コンサドーレはスタメンが発表されても、それがたとえクラブ公式からフォーメーション画像付で配信されても、その選手配置には謎がつき纏う。試合開始まで確信が持てない。想定出来るパターンが多すぎる。

 主犯は早坂。早坂が決まれば後は絞れる。たまに荒野や白井が我らを悩ませる。金子くんも聞いてた話とだいぶ違う。

 何はともあれ、負傷離脱者が出たことによって複数ポジションでの起用機会が増えた。チームにとって怪我の功名と言えるように、今後クオリティを高めていってほしい。

 そしてそんな負傷離脱者リストから、石川と中原が復帰。石川に関しては、90分間ピッチで躍動した。夏場の連戦、あるいは累積警告などでどうしても11人だけの力では勝ち続けることの難しい時期を目前に、頼りになる兄貴と、ここから上昇気流に乗っかるはずの大器アンパンマンが復帰してくれたことは、素直に嬉しい。

 対するベルマーレは、直近のリーグ戦スターティングメンバーから6名を起用。コパ・アメリカを戦う代表選出の可能性が報じられる杉岡や、先日劇的決勝点をあげた山根、契約により浦和戦に出場出来なかった武冨も先発となっている。これは、ベスメンではないものの本気で勝ちに来たメンバーと言っていいだろう。

 

キャプテンアラーノの冒険

 荒野がキャプテンマークを腕に巻くのを見るのは初めてではない。しかし、荒野が妙な落ち着きを払って(ミシャからめっちゃ指示出されてたけど)、キャプテンのように振る舞っていたのはなかなかに新鮮。

 自身のファウルでPKを獲得されたシーン、かつてはピッチの穴掘りに興じて敵味方問わず叱責の声に囲まれた彼だったが、その振る舞いは若干大人になっていた。具体的に言うと、キッカーに話しかけたり耳元で囁いたり、去り際にまた囁いたり。それがすべてカメラに収められているのはご愛嬌。キッカーに時間をかけさせがてら、きっと何か圧を与えるようなこと言ってたんじゃないかと。

 そこから少しだけ巻き戻し。PKを与えた直後、荒野は今日の守護神菅野とやりとりをしている。「お願いします」「すみません」。そのあたりの一言二言はあったかもしれない。しかしジェスチャーから察するに、そのやりとりの多くは、直前のプレーでボールロストに繋がった一連のビルドアップについて。お互いにどういう意図があったのか、その擦り合わせに割いているように見えた。

 ゴール前でのパス交換と言えば、直前のリーグ戦、失点のきっかけとなったミスが生まれた記憶はまだ新しい。自陣深くからボールを握り動かすために必要な意志統一。PK直前のタイミングでも修正を図った。この試合の目的と得るべきものをしっかりと捉えていたのだと思う。

 

モテモテ岩崎と湘南守備陣の誤算

 コンサドーレの得点は2つとも中央から。バイタルエリアで前を向いた選手にパスが入り、シンプルにシュートまで持ち込んだ。2点ともに、ボールを奪取後は手数をかけず、ゴールまでは直線的な道のり。

 得点こそあげていないが、いやあげていないからこそ、岩崎の献身を紹介したい。いや本人は献身だなんて思っていないかもしれないけれど。

 ルーカスのゴールシーン。トランジションだが、湘南の守備陣は人数が揃っている。いやむしろ余っている。

 檀崎がゴールに迫ったシーンもそうだが、前半の湘南は随分と低い位置までラインを下げていた。岩崎が左右へ裏抜けを企て続けたことによる果実と言えばそうなのかもしれない。最終ラインのみ重心が下がったことで、コンサドーレのシャドーにはプレスが掛らず。岩崎はゴールゲッターではなくとも、相手のバランスを崩壊させた。

 瞬間の動き、岩崎が裏抜けして相手CBを引っ張り、中央空けてくれる。これが相手守備ラインを下げ、金子の使えるスペースと時間を作る。 

 同時に、デコイランひとつでここまで崩れてしまうほど、リーグで当たったときの湘南は脆くなかった。守備に関しては、無理に奪って裏のスペースを活用させるよりも、遅攻に持ち込ませ、サイドから攻めさせれば対応できるという共通認識があったのか、ボランチの秋野を含めて消極的かつ受動的な印象を受けた。

 

不屈のアクセラレーションと菅野神

 後半開始からお互いにメンバーチェンジ。人と配置、更には意識面の修正も加わったのか、後半の湘南は本来やりたいトランジションのふるまい、攻撃のベクトルを整えた。対するコンサドーレは、1点リードしての後半というだけでなく、グループリーグ突破に向けてはドローでも目標達成となる。先手を取ることに固執するよりも、相手の出方に対して形を変えることで効果的な試合運びをしようという意図が感じ取れる。

 コンサドーレのビルドアップの形は4-1-5。湘南は、4-1の局面で同数対応できるように前線の配置を行う。コンサドーレの前線5に対しては、秋野と最終ラインでの同数対応。後半最低2点が必要になる湘南としては、ボールの保持権を安定させ時間を経過させたくないところ。トランジションを制し、早々に試合を動かしたい強い覚悟を感じた。

 後半早々に、コンサドーレは金子のプロ初ゴールで追加点を奪う。トランジションからの失点となり、湘南は求める展開に伴うリスクを払った形となったが、速い展開の中、確実に決めてしまうのは現役大学生とは思えない金子の強かさを感じたゴールであった。

 しかしこれで湘南というチームが折れる訳もなく。金子のゴールは正当な対価に過ぎたいとでも言うかのように、引き続きブレずに前線からプレスをかけていく。PK獲得のシーンも、同数を配置したことにより前線のプレスが嵌まったことでのボール奪取が起点となった。

 終盤、湘南の強みが生かされる。人数を掛け中央を制圧したことで、ボールと人の落ち着かない時間と空間を生みだす。ペナルティエリア内に侵入する機会も増え、次々と決定機を生み出す。

 対するは、ルヴァンカップでサポーター評価うなぎのぼりの菅野神。さすがにペナルティエリア内からのノーチャンスとも言えるシュートで2失点を喫したが、コースが甘ければすべて止める。DF陣も立て直す余裕を持てない中、ヨモさん時代を思い起こさせるような、体を投げ出してのシュートブロックで最終局面をしのいだ。

 

湘南とダブるキングダムの世界観

 大した意味はない。最近1巻から読み直したせいか、湘南というチームとキングダムの世界観・価値観をダブらせてしまう。

 目的が明確なのでやり方もシャープになっているというか、自分と相手の立ち位置だったり、チーム内の相互理解だったり、チームとして機能しているのだと思う。そしてその中心には監督がいて、サポーターやファン、地元もひっくるめて強さが出せるチームなのだろう。正直、かなりぼやっとしたイメージではある。

 

最低限の目的は達成

 次のステージに進めるという点で、最低限の目的は果たせた。昨年の決勝まで進んだ2チームと同グループだったことを考えると、最終節までもつれたのはある程度はやむなしと言える。

 5/22時点でのリーグ順位表と照らし合わせてみる。ルヴァンカップグループリーグ敗退となったJ1クラブの現時点リーグ順位は、3位、6位、9位、13位、15位、17位、18位。選手層の厚みが必要な大会構成の中、リーグ好調の大分の敗退は、仕方ない部分もあるか。

 

王の帰還

 ジェイの復帰が近い。本人曰く、週末のG大阪戦から試合に出たいとのこと。リーグ戦においてもそうだが、ルヴァンカッププレーオフに向けてもこの選手が帰ってきたのは心強い。古巣磐田との試合でも、高さと巧さを以て活躍してもらいたい。

 

最後に

 HOME&AWAYで試合をし、グループリーグ4チームのうち、上位2チームが次のステージに進む。ルヴァンカップはこのあとプレーオフを挟むが、やり方としてはACL本戦と同じようなレギュレーションになる。アジアに挑戦する予行演習として、課題も多く見つかったことと思う。

 ACLを戦うならば、育成のやり方も変えなくてはならないだろうし、編成も変わってくる。まだ何も得ていないタイミングではあるものの、そんな仮の話を脳内に巡らせながら、今いる若手選手を見ていこうと思う。

【予告編】Jクラブをホームページから見ていこう


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 この記事を要約すると、以下の通り。今後まとめていくことの予告編、導入編となります。

 旅行もサッカー観戦も一緒で、その前後のやりくり合わせて楽しめる。SNSは強力な情報量を有しているが、クラブのホームページがエントリー層にとって主な情報源になる。そんなホームページに着目して今後色んなチームの打ち出し方や表現を紹介していきたい。ワクワクがあり、スカッとして、そしてジワジワくるような観戦体験を生み出すきっかけとなるホームページから、Jリーグのクラブを見ていこう。

旅行は計画も楽しいよね

 ”旅行を楽しむ”というと。現地に着いて、名所を見て、美味しいものを食べて、温泉に浸かって。多くの人はそんな感じの場面を想像するのだと思う。同時に、これまた多くの人が、いつ行こうか、どこに行こうか、何を見ようか、何を食べようか。そんな企て、下調べもまた旅行の醍醐味と感じているのではないだろうか。あるいは、旅行が終わって写真を見直したり、SNSに投稿したり。それもまたいとをかし。 
 

サッカー観戦も似たようなもので

 サッカー観戦でも同じような感覚で、試合前にワクワクできたり、あるいは試合後にその感動を新鮮な形で持続させることができたり。そんなことが観戦全体の満足度を大きくしてくれる。
 スタグルなんかは当日バタバタせずに狙いを定めたいし、企画があるなら乗っかりたい。試合後は飲みに行くこともあるし、監督コメントを見たり、ハイライトを視聴して、その日の熱狂を振り返る。
 
 特に、初めてのスタジアム観戦、あるいは普段あまりスタジアム観戦をしないライトサポに、こうした観戦前後のワクワクを抱いてもらうことは大事だ。
 試合はどうやっても90分強。この90分のためにチケット代と貴重な土日の時間を今後も費やす、そんな仲間を増やしていくことを考えたときに、出来うる限り楽しかったと言ってもらえるようにしたい。
 

コンサポSNSの情報力に刮目せよ

 どんなコミュニティでもそうだと思う。マニアというものはいる。そしてコンサドーレ界隈にも、細分化されたジャンルの中でそれぞれに長けた知見を持つ者たちがいる。例えばドーレくんだったり、コンサドーレの戦術だったり、あるいは選手についてだったり。SNS上で繰り広げられる彼らのやりとりは、追うだけでなるほどなと思うこともある。しかし同時に、初めての観戦を控える方には少しばかり刺激が大きかったりもする。

 

それでもやはり、最大の情報源であるべきは

 何だかんだ、初めてのチケット購入を検討したり、試合前に何かしら調べようとするなら、Google等の検索エンジンに『コンサドーレ札幌』と入力するのが主流かと思う。一番に見るのはクラブのホームページなのではないだろうか。ここでスムーズに情報を得て目的を達することが出来て、更に言うと、当日が待ち遠しいような、そんなワクワク感を抱いてもらえるならベター。

 筆者はデザインの専門家でもなければ、長くデジタルマーケティングに携わり結果を残したわけでもない。専門的な話をするのはおこがましいところで、あくまで1人のサポーター目線として、こういうものがあると嬉しい、というものを気付いたタイミングで今後紹介していきたい。

 

まずは改めて見てください

 自分が初めてコンサドーレの試合や選手、イベントに興味を持ったと思いこんで今一度、改めて公式ホームページを見て欲しい。サポーターとして当たり前に知っている情報がそこには無かったり、逆にこれこれ!というようなコンテンツがあったりする。これは、きっとある程度スタジアムに行ったことがある人のほうが敏感に察するはず。

www.consadole-sapporo.jp

 

気付きを発信していきます

 公式ホームページを改修するのも、コンテンツページを作るのも、無料ではない。それなりに費用がかかることも多いし、あるいは人件費は発生する。

 だから、中の人頑張れよ!という話をする気は毛頭ない。他クラブや他競技のホームページやらデジタルコンテンツ、企画などを見ていきながら、こういうまとめ方面白いだとか、こういうページはワクワクするだとか、そういう前向きな話が出来れば、と。

 試合前のワクワクがあり、試合を見てスカッとして、次の試合までジワジワくるような観戦体験。その一助となるべきホームページから、Jクラブを見ていこう。

 

本日の移籍発表

 北海道コンサドーレ札幌について記事を書いてきましたが、デバイスとの相性が悪いのかnoteが少々使いにくく、ここはてなブログに場所を変えました。

 試行錯誤しながらやっていきます。

↓noteのリンク(第11節AWAY松本山雅戦まで)

https://note.mu/katoooooooow/m/meb1cb575e479

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↓の試合以降は、こちらでうまくまとめられるように!
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